・携帯キャリアを見直すとどれくらい節約になるんだろう
・どんな手続きが必要なんだろう
この記事ではこういった疑問に答えます。
・携帯料金が家計に与える影響
・携帯キャリア変更の手続きと注意するポイント
筆者は、「AFP・FP2級」を取得しているファイナンシャルプランナーです。『賢く生きる』をテーマに投資・節税・節約・保険などの記事を3日に1本のペースで発信しています。
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携帯料金は節約のために見直すべき大きな固定費の1つです。私も2020年に携帯キャリアを見直し、固定費の大幅な削減をしました。
こういった私が解説します。
携帯キャリアのおすすめは楽天モバイル
「日本のスマホ代は高すぎる!!」
でお馴染みの楽天モバイルが私のおすすめする携帯キャリアです。
楽天モバイルは2021年4月7日までで携帯料金1年無料キャンペーンを終了してしまいますが、3か月無料キャンペーンが新たに開始しました。
私も現在楽天モバイルを使用しており、1年無料期間終了後も利用し続けたいと思っています。
以下ではそんな楽天モバイルのメリットとデメリットについて解説します。
楽天モバイルのメリット3つ
その①料金が安くて柔軟なプラン
楽天モバイルのプラン(Rakuten UN-LIMIT Ⅵ)はデータ使用量によって月額0円~3278円と変動します。
以下に料金体系を示します。
使用量 | 金額 |
~1GB | 0円 |
~3GB | 1078円 |
~20GB | 2178円 |
20GB~ | 3278円 |
このような料金体系となります。
あまりデータを使わない方も、たくさん使う方も、どなたにもお得なプランになっています。
その②楽天回線はデータ量無制限
楽天モバイルの大きなメリットの1つが毎月のデータ量が無制限で使い放題なところです。
速度制限もないため、どれだけ使っても高速通信が可能です。
その③国内通話・SMSが無料で無制限
楽天モバイルは国内通話・SMSが無料で制限時間もありません。
「Rakuten Link」という専用アプリを利用すれば、国内通話が時間無制限でかけ放題になります。
また、SMSの送受信も無料で利用できます。
楽天モバイルのデメリット3つ
ではそんな楽天モバイルは完璧かというとまだまだ完璧とは言えません。
ここでは楽天モバイルのデメリットを解説します。
その①パートナー回線の高速データ通信量は5GBまで
楽天モバイルは楽天回線内であればデータ無制限で利用できますが、楽天回線外ではパートナー回線を使用します。
このパートナー回線で高速データ通信を行う場合は、ひと月あたり5GBまでしか使うことができません。
これがネックという方もいらっしゃると思います。
ただ、
私が実際に使用していて、高速データ通信モードをオフにした状態でパートナー回線を使用しても、ストレスなく使えています。
その②楽天回線エリアがまだ限定的
楽天回線は大手キャリアに比べると十分に整備されているとは言えません。
東京・大阪・名古屋などの都市圏では拡充されていますが、それ以外の地域では楽天回線を十分に使用するのは難しいです。
また東京であっても、地下鉄の電車内や建物の中など利用する場所によっては繋がりにくくなるところがあります。
ただし、、、
その③通話無料は専門アプリを利用する必要がある
楽天モバイルのメリットの1つで「国内通話とSMSが無制限で利用可能」というのがありましたが、これは「Rakuten Link」という専用のアプリを利用した場合限定になります。
楽天モバイル以外で購入した端末にはアプリのインストールが必要になりますし、発信の際はアプリを開きダイヤルを打ち込まなければなりません。
ここまでメリット・デメリットを解説しました。
携帯料金が家計に与える影響
みなさんは毎月いくら携帯料金を支払っているか正確に把握していますか??
意外と把握していない方も多いのではないでしょうか。
携帯料金は、大手キャリアによる「契約の複雑化」、「2年縛りの機種変更」などにより多くの方が大手キャリアに言われるがままになっているのが現状です。
2020年に菅政権に移行してからは大手キャリアが軒並み低料金のプランを出しましたが、結局大手3社は足並みをそろえた価格設定になっています。
さて、
携帯料金が家計に与える影響はどれくらいあるのでしょうか。
ここでは大手キャリアの従来プランで契約した場合と、私がおすすめする楽天モバイルで契約した場合の料金を比較しました。
まずはデータ量無制限のプランで比較をしました。
データ無制限プラン | 楽天モバイル | 大手キャリア |
月額 | 3278円 | 7238円 |
年間 | 39325円 | 86856円 |
年間で47531円の差になります。
また現在は大手キャリアで新規受付が終了していますが、20GBまで使用できるプランで比較しました。
20GBプラン | 楽天モバイル | 大手キャリア |
月額 | 2178円 | 6600円 |
年間 | 26136円 | 79200円 |
(通話は楽天モバイルが無制限、大手キャリアはプラスの料金が発生)
年間で53064円の差になります。
さらに、大手キャリアが続々と出してきた20GBの新プランで比較しました。
新20GBプラン | 楽天モバイル | 大手キャリア |
月額 | 2178円 | 2728円 |
年間 | 26316円 | 32736円 |
(通話は楽天モバイルが無制限、大手キャリアは500円で5分以内かけ放題)
年間で6420円の差になります。(通話プランをつけるとさらに差が広がります。)
この3つの比較からもわかるように、携帯料金は年間で見ると大きな金額になります。
さらにこれが5年、10年と積み重なると家計に与える影響は非常に大きくなることはお分かりいただけると思います。
携帯キャリア変更の手続きと注意するポイント
いざ携帯キャリアを変更したいと思っても、、、
「やったことがないからどうすればいいのかわからない」
という方も多いのではないでしょうか。
実際私も初めて携帯キャリアを変更するときは、大変でややこしい手続きが必要だと思っていました。
しかし
実は携帯キャリアの変更は意外と簡単にできてしまいます。
携帯キャリア変更手続き3ステップ
店頭で手続き行う場合は、スタッフにお任せすれば大丈夫なので、ここではネットで申し込みを行う場合の手続きを解説します。
その①現在契約中の携帯会社でMNP予約番号を取得する
携帯キャリア変更には現在契約している携帯会社に問い合わせ、「MNP予約番号」というものを取得する必要があります。
各社のショップ、電話、webサイトにてMNP転出の希望を伝え、MNP予約番号を取得してください。
その②乗り換えるキャリアに申し込みをする
MNP予約番号を取得出来たら、乗り換える携帯会社に申し込みを行います。
その③MNP開通手続きを行う
申し込みが完了したら、乗り換え先のキャリアのsimカードが郵送されてきます。
そしてsimカードを入れ替えるなどの開通手続きを終えれば、携帯キャリア変更手続きが完了します。
注意するポイント3つ
その①MNP予約番号を取得する際の営業を頑なに断る
電話でMNP予約番号を取得する際には、携帯会社の方から乗り換えを阻止するため、様々な営業トークをされます。
例えば、、、
・当社には他にもこんな格安プランがあり、今なら割引で加入できます
・解約には~円の解約手数料が発生しますがよろしいですか
など様々なことを言われます。
実際、自分や知人もこの手のことを何回も言われました。
こういった引き止めのトークを交わして、頑なに断り続けることが重要です。
せっかく乗り換えようと思ったのに、引き止められてしまっては意味がありません。
強い気持ちをもって挑みましょう。
その②MNP予約番号の有効期限内に変更手続きを済ませる
MNP予約番号には有効期限があります。
MNP予約番号は取得日を含めて15日になるため、その期間中に乗り換え先のキャリアへ申し込みを行う必要があります。
もし有効期限が切れてしまうと、再取得しなくてはならないため有効期限内に申し込みを済ませましょう。
その③キャリアメールが使用できなくなる
多くの方が各携帯会社で使えるキャリアメールを使用していると思います。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を読んで 1人でも増えるとうれしいです。
こちらに楽天モバイルに興味がある方はこちら
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思い立ったが吉日です。
是非この機会に携帯キャリアの見直しをしてみませんか??