楽天経済圏

【FP解説】スマホ決済アプリのおすすめサービス2選!!

✓本記事の内容
・スマホ決済のメリット・デメリット
・スマホ決済のおすすめサービス2選
・スマホ決済の始め方・使い方

スマホ決済のメリット・デメリット


現代ではあらゆる場所でスマホ決済が導入されています。

また2021年4月現在、新型コロナウイルス感染症予防の観点からも非接触の支払いが推奨されています。

まずスマホ決済は「IC決済」と「QRコード決済(バーコード決済)」の2つに分かれます。

・IC決済は、suica、QUICPay、iDなどがあり、スマートフォンに登録したクレジットカードや電子マネーを使用した決済です。

・QRコード決済(バーコード決済)は、Pay Pay、楽天ペイ、LINE Pay、au Payなどがあり、専用のアプリに表示したQRコードやバーコードを使用して決済します。

そのようなスマホ決済の中で特に「QRコード(バーコード)決済」に焦点を当て、スマホ決済を利用するメリット・デメリットについて解説します。

スマホ決済のメリット4つ

その①スマホ1つで利用することができる

スマホだけで手軽に支払いを行うことができるところです。

現金で支払う場合は、財布から紙幣や小銭を取り出し、お釣りがある場合はそれを受け取りまた財布にしまう必要があります。

圧倒的に支払いの時間を短くできるため、レジスタッフもお客さんもどちらもwin-winの関係になるといえます。

実際、スマホ決済を使い始めると現金決済の面倒くさく感じるようになりますし、コンビニで現金支払いをしている人を見ると「スマホ決済使えばいいのに」と思ってしまいます。

その②決済サービス独自の還元やキャンペーンがある

スマホ決済アプリの中には、支払いに応じた独自の還元やキャンペーンを行っているモノも多くあります。

支払額に応じてポイントがもらえたり、チャージ残高が増えるなどの還元があります。

また、「決済回数や利用額に応じて還元率が高くなる制度」や「特定の店舗で利用すると通常より還元率が高くなる制度」などが用意されています。

これらを上手く利用することで、クレジットカードで決済するよりもお得に決済することができるようになります。

その③個人間での送金も可能

スマホ決済アプリには送金機能を備えているものが多くあります。

銀行口座間の送金には手数料がかかる場合もありますが、スマホ決済アプリでは個人間で1円単位から送金を行うことができます。

友達同士でご飯を食べたときの割り勘の時に非常に便利です。

その④セキュリティ面で安心

スマホ決済アプリは、アプリ起動時や送金時の「暗証番号入力」や「生体認証」を設定することができます。

これにより不正利用のリスクを下げることができます。

対して、現金の場合は財布を盗まれた場合なすすべがなく、クレジットカードも暗証番号入力不要の場合、簡単に利用されてしまいます。

ただ、このご時世でマスクを着用しているため、支払いのたびに顔認証を使用するのは少し面倒に感じるため、私は認証設定を解除しています。

スマホ決済のデメリット3つ

その①全ての店舗で使えるわけではない

最近ではレジで「利用可能な決済サービスの表示」をよく見かけます。

この表示にある決済サービスは利用できますが、全てのお店に全ての決済サービスが使えるわけではありません。

お店によっては「現金のみ」の場合や、「現金と数種類の決済サービスのみ利用可能」、「スマホ決済のみ」のお店もたまに見かけます。

事前に調べられる場合もありますが、スマホ決済だけだと支払えない場合もあるため、現金は持ち歩くか引き出せるようにしておくのが無難です。

その②通信環境がないと使えない

スマホ決済アプリを利用する時は通信が必要になります。

よって通信環境が悪い場合、スマホ決済を使用することができません。

この点、現金はいつでも使えるためスマホ決済が現金に劣っている点とも言えます。

現在の日本の通信環境ではスマホがつながらないことはほとんどありませんが、万が一使えなくなる可能性があることは念頭に置いておく必要があります。

その③初期設定が必要

スマホ決済アプリではダウンロード後、初期設定が必要になります。

「銀行口座・クレジットカードの登録」や「本人確認」など慣れていない方には少々時間がかかってしまうかもしれません。

スマホ決済のおすすめサービス2選


スマホ決済アプリには様々なサービスがありますが、個人的にはこれから紹介する2つのサービスを使い分けるのがおすすめです。

その①Pay Pay

私が最もおすすめするのはPay Payです。

Pay Payはソフトバンクとヤフーによって共同設立された「Pay Pay株式会社」の決済サービスです。

Pay Payをおすすめする理由は4つあります。

❶ユーザー数の多さ

Pay Payの利用者は2021年4月時点で3600万人を超えています。

そのため、広告を見たり名前を聞いたことがあるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

ユーザーの多さはスマホ決済アプリを初めて利用される方には安心につながりますし、❷で解説する利用可能店舗の多さにつながります。

❷利用可能店舗数が300万ヶ所以上ある

Pay Payはコンビニ、ドラックストア、飲食店など全国300万ヶ所以上で利用することができます。

店舗数が多いだけでなく、使えるお店の種類も多いのが特徴です。

先ほど挙げたコンビニ、ドラックストア、飲食店だけでなく、スーパー、家電量販店、百貨店、本屋など様々なお店でPay Payを利用することができます。

飲食店の中には支払いは「現金かPay Pay」なんてところもあるくらい、いろんなところで使うことができます。

❸独自の還元サービス(Pay Payボーナス)がある

Pay Payの通常の還元率は0.5%で他のサービスと差はありませんが、利用回数や金額に応じて通常の還元率が1.5%までアップします。

また一度は目にしたことがあるかもしれませんが、「Pay Payジャンボ」や「○○市で最大30%還元」などの期間限定のキャンペーンが毎月行われます。

こういったキャンペーンをうまく利用すると、「支払った分の30%が還元」されたり、「支払った額より還元額のほうが多い」なんてことも可能になります。

私自身もPay Payを利用しており、毎月のキャンペーンで自分が利用できそうなものがあるとそれをお祭り気分で楽しんでいます。

❹お買い物以外にも使える

Pay Payの機能はお買い物の支払いにとどまりません。

個人間送金、タクシー配車、請求書払い、ボーナス運用、ネットショッピング、デリバリー、テイクアウト、クーポンなど様々な機能が増えています。

私は個人間送金以外はあまり利用していませんが、1つのアプリで様々な機能を持っている点は非常に魅力な点だと言えます。

その②楽天ペイ

楽天カードなど楽天系のサービスを利用されている方には、楽天ペイがおすすめです。

楽天ペイはみなさんご存じの楽天が提供している決済サービスです。

楽天ペイをおすすめする理由は3つあります。

❶楽天ユーザーはとても簡単に始められる

楽天市場などの楽天サービスを利用している方も多くいらっしゃると思います。

楽天ペイは楽天IDでログインするだけで簡単に始めることができます。

またすでに楽天IDに楽天カードなど支払い方法を登録している場合は、支払い方法の登録も不要です。

楽天カードのお申し込みはこちらから
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❷楽天ポイントが使える+貯まる

楽天ポイントといえば最も使いやすいポイントといっても過言ではありません。

楽天ペイではその楽天ポイントを使って支払いができ、同時に楽天ポイントが貯まります。

❸楽天カードとの併用でポイントの2重どりができる

楽天カードを既にお持ちの方も多くいらっしゃると思います。

楽天ペイでは楽天カードでチャージを行い、楽天ペイで支払うことでポイントの2重どりができます。

まず、楽天ペイに楽天カードでチャージをすると、チャージ額に対して0.5%還元されます。

そして楽天ペイで支払いを行うと決済額に対して1.0%還元されます。

よって0.5+1.0=1.5ポイントの還元を受けることができます。

私も楽天ペイを使用する際は、楽天カードでチャージをしてから支払いを行い、1.5%のポイント還元を受けています。

楽天カードで後払いをした場合は1.0%還元になります。

私は基本的に楽天ペイで1.5%還元を受け、Pay Payのキャンペーンで高い還元を受けられる場合や楽天ペイが使えない場合にPay Payを使用しています。

スマホ決済の始め方・使い方

スマホ決済の始め方

スマホ決済を始めるには、自身のスマートフォンにスマホ決済アプリをダウンロードする必要があります。

スマートフォンにアプリを入れたら、アプリの設定・クレジットカード登録・銀行口座登録・本人確認などいくつかの設定をする必要があります。

こうした設定に慣れていない場合は、スマホ決済を使うまでに手間取ってしまうかもしれません。

スマホ決済の使い方

スマホ決済の支払い方法には3つあります。

それは「前払い(チャージ)」、「即時払い」、「後払い」です。

その①前払い(チャージ)

事前にスマホ決済アプリにお金をチャージし、その残高から支払いを行います。

もともとチャージされていた分しか使うことができないので、使いすぎる不安が少ない方法です。

チャージは登録した銀行口座・クレジットカード・ポイントなどからする方法とATMなどで現金からチャージする方法もあります。

suicaでもあるようなオートチャージ機能が使えるアプリもあるため、毎回チャージするのが面倒な方はオートチャージ機能を使ってみてください。

その②即時払い

支払いを行った際に登録されている銀行口座から即時で引き落とされる支払い方法です。

銀行系のスマホ決済で使用されているほか、スマホ決済アプリにデビットカードを紐づけると即時払いになります。

その③後払い

後払いは支払いをした時ではなく、月末など決められた期日に料金の引き落としが行われる方法です。

スマホ決済アプリにクレジットカードを紐づけた場合や、アプリ独自の後払い決済などがあります。

QRコード・バーコード決済の場合は、

・お店の方にスマホの画面を見せてコードを読み取ってもらう
・お店に設置してあるQRコードを読み取り、支払いを行う

という2つの方法があります。

お会計の際に、「○○Payでお願いします。」と伝え、そのあとはお店の方の指示に従い上記の2つの方法のどちらかを行います。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を読んでスマホ決済を使ってみようかなという方が1人でも増えるとうれしいです。

思い立ったが吉日です。
是非この機会にスマホ決済を使ってみませんか??

ABOUT ME
ムツヲ
■20代前半会社員 ■AFP(日本FP協会認定会員)  2級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務) ■2021年3月から~「賢く生きる」お金の知識~をテーマに資産形成にまつわる内容をブログやSNSで発信 ■主に資産運用・節約・節税・保険などの記事を更新
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