投資信託を始めてみたいけど、多すぎて何がいいかわからない、、、リスクがあるのは知ってるけど、やっぱり損したくない。
この記事ではこういった疑問に答えます。
・損しにくい運用をするためのポイント3つをまとめました
投資信託でおすすめのファンドはこれ
まず結論から申し上げますと、おすすめのファンドは「S&P500」か「全世界株式」の指数に連動した「インデックスファンド」です。
これを聞いて、、、S&P500?インデックスファンド?となった方。
ご安心ください。私も最初は何のことかまったくわかりませんでした(笑)
これから解説します。
その①インデックスファンドとは
投資信託には大きく2種類あり、それがアクティブファンド(以下active)とインデックスファンド(以下index)です。
・「index」は「日経平均株価」や「S&P500」のような、ある指数に連動するように自動で組み入れ銘柄を決めるファンドです。
「index」をおすすめしている理由は2つあります。
1つは「index」の方が手数料が低いからです。
「active」は人が銘柄を選ぶため人件費が手数料に上乗せされて高くなりますが、「index」は自動で銘柄が決まるため、手数料が低くなります。
2つ目は多くの「active」が「index」にトータルリターンで負けるためです。
「active」は多くの手数料を支払っている分、高いリターンが出続けなければ手数料分利益が減ってしまいます。
しかし常に高いリターンを出し続けるのはプロの投資家でも極めて難しく、単年では「index」に勝るリターンを出せても5年、10年で見ると「index」の方が高いリターンを出していることがざらにあります。
この2つの理由から私はインデックスファンドをおすすめしています。
その②S&P500とは
①でも少し触れましたが「S&P500」とは、、、
アメリカの時価総額の大きい主要な500社の株価指数のことです。
つまりS&P500に連動するファンドに投資するということは「アメリカの主要な500社に投資する」ということです。
S&P500は時価総額が大きいほど組み入れる比率が大きくなる「時価総額加重平均型」の株価指数です。
つまりアップル(約2兆ドル)やアマゾン(約1.5兆ドル)のような時価総額が非常に大きい企業はS&P500に組み入れられる割合が大きくなります。
その③「全世界株式のインデックスファンド」とは
ここまでお読みいただいた方は見当がついているかもしれませんが、全世界株式のインデックファンドとは、、、
全世界の主要な企業の株価指数に連動するように自動で組み入れ銘柄を決めるファンドです。
アメリカだけでなく中国やEU、新興国なども含まれています。
ただ、全世界におけるアメリカの存在は大きく、組み入れ比率が最も高いのはアメリカ株になります。
私が片方ではなくS&P500と全世界株式の両方をおすすめした理由は、これまで力強い成長を示してきた「アメリカ」とアメリカだけでなく中国やEU、新興国を含めた「全世界」のどちらの成長に賭けるか皆さんの好みになると考えるためです。
ちなみに私はS&P500と全世界株式の両方に投資をしています。
損しない運用をする3つのポイント
まず始めに申し上げますが、絶対に損しない資産運用方法はありません。
なぜなら未来は誰にもわからないからです。損するかもしれないという「リスク」をとった人だけが「リターン」を得ることができるのです。
ここでは「リスク」を可能な限り減らし、「損しにくい運用」をするための3つのポイントを紹介します。
その①長期で積立投資をする
歴史的に株価は20年、30年という長期で見ると右肩上がりになってきました。
途中リーマンショックやコロナショックなどの影響で何度か暴落する局面がありましたが、その後株価は回復しています。
また積立投資をすることで「ドルコスト平均法」を使うことができます。
ドルコスト平均法とは、毎月一定額で購入することで株価が高いときは少なく、株価が低いときは多く購入する手法のことです。
これにより高値掴みを回避することができ、80点くらいの成績を誰もがとれます。
逆に「短期売買」や「一括投資」は上手くタイミングを見計らうことができれば100点近い成績をとることができます。
しかし初心者は誤って株価が高い時期に買い、低い時期に売ってしまう可能性があるためおすすめできません。
その②ネット証券で手数料の低いファンドを購入する
投資信託を「購入・売却・保有」するには様々な手数料が発生します。
2.売却の際の「信託財産留保額」
3.保有している間に発生する「信託報酬」
の3つです。
損しない運用をする場合、これらの手数料を可能な限り下げる必要があります。
そのためには「ネット証券で手数料の低いファンドを購入する」ことが重要です。
なぜならネット証券(SBI証券・楽天証券・マネックス証券)は1.の販売手数料が0円だからです。
また投資信託は運用費用にあたる「信託報酬」がファンドごとに異なります。
例えば信託報酬が①0.1%のファンドと②1%のファンドでそれぞれ100万円を1年運用した場合、、、
①は1年間で100万円×0.1%=1,000円 の信託報酬がかかります。
②は1年間で100万円×1%= 10,000円の信託報酬がかかります。 →1年間で9000円の差
仮に1年間で+10,000円のリターンが出たとしたら、
①は10,000-1,000=9,000円の利益になります。
②は10,000-10,000=0円 利益は出ません。
ここからもわかるように、信託報酬は小さいように見えて運用のパフォーマンスに大きく影響を及ぼします。
長期で保有するならこの差が年々大きくなっていきます。
そのため、信託報酬が低いファンドを選ぶことが重要になります。
その③暴落局面で鬼のホールドをする
暴落局面で株式や投資信託を保有し続けることは3つのポイントの中で最も難しいかもしれません。
株価の暴落で資産額がマイナス30%、マイナス50%の状態になると、これ以上のマイナスを恐れて売りに走ってしまう人が多くなります。
しかしこういった局面でも保有を続け、淡々と積立投資を続けることが結果的にリターンを得ることにつながります。
なぜなら長期で見れば株価は右肩上がりになってきたため、株価はいずれ回復し暴落の時に買った株式はその後の株価回復の恩恵を最大限に受けることができるためです。
逆に暴落の際に売り、株価が回復してから買ってしまうと、安値売りの高値買いになり大きく損をしてしまいます。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を読んで資産運用やインデックス投資に興味を持ち、行動する方が1人でも増えるとうれしいです。
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ぜひこのタイミングでインデックス投資を始めてみませんか??