資産運用

【FP解説】株主優待とは?メリットや注意点についても解説します!

 

こんにちは、FPブロガーのムツヲです。

 

株式投資の楽しみ方の1つとして「株主優待」があります。

株式投資をする上で知っておきたいのが株主優待がある企業に投資する方法です。

そこで今回の記事では、株主優待の概要とメリット、注意点について解説します。

✓本記事の内容

・株主優待の概要
・株主優待のメリット
・株主優待がある企業に投資する際の注意点

株主優待の概要

株主優待とは

企業が株主に対して利益を還元する方法で代表的なのが「配当金」です。

しかし、それに加えて上場企業の一部では、株式を一定以上保有する株主にプレゼントをしています。

それが「株主優待」です。

これは企業が任意で導入する制度であり、保有期間・株式数によって優待の内容が豪華になることもあります。

株主優待の種類

株主優待の種類は企業によって様々です。

自社商品や自社サービスの割引・優待券などを配ることが多いようです。

例えば、「オリエンタルランド(4641)」は400株以上保有の株主に1dayパスポートを提供しています。

「明治ホールディングス(2269)」では自社グループ製品の詰め合わせを提供しています。

また、企業によっては自社のサービスと関連が低い優待を提供しているところもあります。

各企業がどんな優待を実施しているかを調べてみるのも、第一歩としてはよいのかもしれません。

株主優待のメリット


株主優待のメリットがなければ、株主優待投資をする意味がありません。

ここでは株主優待のメリットについて解説します。

その①株主優待品がもらえる

株主優待最大の魅力は何と言っても、株主優待品がもらえる点です。

自分が欲しいと思う優待から企業を探してもいいですし、現金に換算した時の利回りが高い優待の企業に投資するのも良いと思います。

その②投資を楽しむことができる

株主優待という要素があることで、投資を楽しみながらできるのもメリットの1つです。

私がこれまでの記事で紹介した「インデックス投資」では毎月淡々と積み立てていく必要があり、楽しみが少ないといえます。

その点、毎年株主優待という楽しみがあることで、投資を楽しみながら続けられるとモチベーションにもつながります。

その③株価を気にしすぎずに投資できる

株主優待を目的とすることで株価の上下にとらわれずに投資できる点もメリットです。

個別株式は値動きが大きいため、値動きを気にしてしまうと他のことに手がつかなくなってしまいます。

その点株主優待投資は、優待を目的に投資しているため短期的株価の動きを気にせず投資することができます。

株主優待がある企業に投資する際の注意点


これまで株主優待のメリットについて解説してきましたが、ここでは押さえておきたい注意点について解説します。

その①権利確定日に保有している必要がある

株主優待をもらうには、株式を発行している企業が定める「権利確定日」までに株式を持っておく必要があります。

株式は購入してから受け渡しまでに期間が空くため、権利確定日の2営業日前までに株式を購入しておきましょう。

例えば、31日が権利確定日で2営業日前が29日の場合、29日までに購入する必要があります。

また、株主優待を導入している企業の株価は権利確定日までに上昇し、その後下落する傾向にあるため、権利確定日ギリギリの購入はおすすめしません。

その②優待の改悪や廃止の可能性

株主優待には改悪や廃止のリスクがあります。

また、改悪や廃止の発表があると投資家が株式を手放すことで、株価の急激な下落の可能性もあります。

株主優待にはこのようなリスクがあることを把握しておきましょう。

このようなリスクを低くするには、

・企業の業績に注目し業績が安定している企業の株式を保有する
・配当や優待が高すぎる企業に注意する

などが重要です。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

株式投資を楽しむ方法の1つの株主優待ですが、メリットだけでなく注意点についても解説しました。

インデックス投資しかやっていないという方も、調べてみる価値はあると思います。

ABOUT ME
ムツヲ
■20代前半会社員 ■AFP(日本FP協会認定会員)  2級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務) ■2021年3月から~「賢く生きる」お金の知識~をテーマに資産形成にまつわる内容をブログやSNSで発信 ■主に資産運用・節約・節税・保険などの記事を更新
NISAを始めるなら業界最大手の「SBI証券」

SBI証券の一般NISA/つみたてNISAなら100円からスタート可能。
まとまった資金がなくても大丈夫!少ない資金からでも自分のペースに合わせて
資産運用をはじめられます!

PVアクセスランキング にほんブログ村