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【FP解説】ボーナスの賢い使い道は?平均額と一般的な使い道も!

 

こんにちは、FPブロガーのムツヲです。

 

ボーナスの時期が近づいてくると、使い道を考える方も多いでしょう。

「自分のボーナスがどれくらいか」、さらには「他人の支給額や使い道」が気になる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、そんなボーナスの平均額とおすすめの賢い使い道について解説します。

✓本記事の内容

・ボーナスの平均額
・ボーナスの主な使い道
・おすすめの賢いボーナスの使い道

ボーナスの平均額


毎月の給与とは別に年に1~3回支給されるのがボーナスです。

ここではサラリーマンが平均でどれくらいのボーナスをもらっているか解説します。

会社員の平均支給額

厚生労働省の「毎月勤労統計調査」によると、 令和2年夏季賞与と令和2年の年末賞与の支給状況は以下のようになっています。

年間のボーナス平均額

・令和2年夏季賞与 383,431 円
・令和2年年末賞与 380,646 円
=762,077円

サラリーマンのボーナス額は企業の業績や個人の活躍度に応じて変動します。

特に令和2年(2020年)は新型コロナウイルスの影響を受けた企業が多く、ボーナスが減額した企業もありました。

ボーナスの金額は業種によっても差があり、金融・不動産・インフラ系の業種が高く、サービス・福祉・小売り業種が低い傾向にあります。

ボーナスの主な使い道


皆さんはボーナスをどのように使っていますか?(使おうと思っていますか?)

ここでは、ボーナスがどのように使われているのかについて解説します。

2021年夏のボーナスの使い道

株式会社ロイヤリティマーケティングが発表した「第47回 Ponta消費意識調査」によると、夏のボーナスの使い道は以下の通りになっています。

順位項目割合前年比
1位貯金・預金37.1%+4.2%
2位食品(普段食べるもの)5.3%−5.5%
3位旅行5.2%−39.6%
4位外食4.2%−22.7%
5位衣服3.9%+5.4%
6位財形貯蓄3.1%+14.8%
7位食品(お取り寄せなど特別なもの)3.1%+47.6%
8位ローン返済3.1%+14.8%
9位株式2.1%+23.5%
10位投資信託1.9%+72.7%
11位特になし7.0%+40%
12位支給されない・わからない46.4%−4.6%

*「第47回 Ponta消費意識調査」(「Pontaリサーチ」調べ)より

この表を見ると「貯金・預金」をする方が最も多く約4割の方はボーナスを口座にためておくことがわかります。

この表で興味深いのは「前年比」です。

2021年は新型コロナウイルスの影響でボーナスを旅行や外食に使う方が大きく減少しています。

それに対し、家の中で楽しめるお取り寄せ食品や衣服、ローン返済などの割合が増加しています。

特に顕著に増加しているのが「投資信託」です。

2020年に比べて約70%増加していて、旅行や外食などのアウトドアに使えないお金が資産運用に流れていることがわかります。

以上のようにボーナスの使い道は人それぞれですが、現在多くの人がどのようにボーナスを使っていて、どんな使い道が増えているのかお分かりいただけたと思います。

おすすめの賢いボーナスの使い道


ボーナスの平均額と世間の方の使い道がわかったところで、気になるのが賢いボーナスの使い方ですよね。

ここでは、私がおすすめする賢いボーナスの使い道について解説します。

おすすめのボーナスの使い道3選

その①貯蓄や投資に回して資産形成する

貯蓄や投資に回して資産形成するのが最もおすすめするボーナスの使い道です。

特に生活費6ヶ月分の貯蓄がない方は、最優先で貯蓄に回すのをおすすめします。

それが何かあったときに生活防衛資金となります。

それよりも余剰資金がある方は、投資で資産運用に回しても良いと思います。

初心者の方には「つみたてNISA」「iDeCo」のような非課税制度を利用して、少額から投資するのがおすすめです。

「つみたてNISA」と「iDeCo」については以下の記事で解説しています。

その②生活が楽になるモノを購入する

生活が楽になるモノを購入するのもおすすめです。

時短につながる、乾燥機付き洗濯機や食洗器、圧力鍋などを購入することで家事の負担を小さくすることは非常に価値あるボーナスの使い道です。

家賃という固定費を下げるために引っ越すのも良いかもしれません。

その③自分や家族へのご褒美やプレゼントする

自分や家族にご褒美やプレゼントするのは価値あるボーナスの使い道と言えます。

自分で頑張って働いた対価のボーナスですから、自分が欲しいと思っていたものをご褒美に買うのもいいと思います。

今の自分にしか体験できないことが実は多くあるかもしれません。

また、社会人になるまで長い間育ててくれた両親に感謝の気持ちを込めてプレゼントするのも価値ある使い道です。

婚約者や子供がいる方は、サプライズでプレゼントをあげると家族の仲がより一層深まると思いますよ。

おすすめしないボーナスの使い道2選

その①生活費の補てん

ボーナスを生活費の補てんに充てるのはおすすめできません。

その時点で毎月の生活費が足りていないということであり、生活費の見直しが必要です。

また、ボーナスが下がってしまったときに生活に困窮してしまいます。

その②衝動買い

衝動買いをするのもおすすめできません。

お金が一度に増えると衝動的に購入したくなる気持ちはわかりますが、一度心を静めて本当に必要なものかを考えてみましょう。

1週間たってそれでも欲しいと思えるものなら本当に必要なものかもしれません。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

ボーナスの使い道は人それぞれですが、どうせなら賢く使いたいですよね。

是非自分はどう使おうか考えてみてください。

この記事を読んでボーナスの使い道が少しでも価値あるものになると嬉しいです。

ボーナスで資産運用を始めたい方はこちらの証券会社がおすすめです。

ABOUT ME
ムツヲ
■20代前半会社員 ■AFP(日本FP協会認定会員)  2級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務) ■2021年3月から~「賢く生きる」お金の知識~をテーマに資産形成にまつわる内容をブログやSNSで発信 ■主に資産運用・節約・節税・保険などの記事を更新
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