こんにちは、FPブロガーのムツヲです。
多くの方が利用している「楽天ポイント」。
楽天市場でのお買い物、楽天カード、楽天銀行、楽天モバイル、楽天証券など様々な楽天のサービスがあります。
これらを利用することで楽天ポイントが貯まります。
「せっかく貯めたポイントは出来るだけお得に使いたい」と考える方も多くいらっしゃると思います。
この記事で楽天ポイントのお得な使い方を知ることで、今後使い方に失敗せず、ポイントを有効活用できるようになります。
・通常ポイントと期間限定ポイントの違いについて
・楽天市場で楽天ポイントの利用はおすすめしない理由
・楽天ポイントのおすすめな使い方6選
通常ポイントと期間限定ポイントの違いについて
楽天ポイントは楽天独自のサービスで1ポイント=1円として利用することができます。
楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類のポイントがあり、それぞれ有効期限や使える範囲が異なります。
通常ポイントの特徴
通常ポイントは、
・楽天市場でのお買い物
・楽天カードの利用
・楽天銀行の利用
などで付与されるポイントです。
有効期限は最後にポイントを獲得してから1年間のため、日常的に楽天のサービスを使っている方は実質無期限で利用することができます。
この通常ポイントは楽天ポイントが使えるサービス全般で使うことができます。
期間限定ポイントの特徴
期間限定ポイントは、
・楽天市場でのSPU(スーパーポイントアッププログラム)
・お買い物マラソン
・楽天モバイルの新規申し込み
などのキャンペーンで付与されるポイントです。
期間限定ポイントには、その名の通り有効期限があり、期限の長さも獲得するキャンペーンによって様々です。
また、通常ポイントに比べ使えるサービスが限定されています。
通常ポイント | 期間限定ポイント | |
有効期限 | 最後の獲得から1年間 | キャンペーンにより異なる |
用途 | 楽天サービス全般 | 限定的サービス |
ただ、期間限定ポイントはキャンペーンなどで利用金額に対して多く獲得できるというメリットがあります。
楽天市場で楽天ポイントの利用はおすすめしない理由
楽天ポイントの使い方として、最初に思いつくのが「楽天市場」での利用です。
楽天市場で楽天ポイント(1ポイント=1円)を使うことで支払金額を下げることは可能です。
例えば、1,000円の商品を購入する際に楽天ポイントを500ポイント使用すると、
支払金額は500円になります。
1,000円ー500ポイント=500円の支払金額
しかし、楽天市場で楽天ポイントを使うのは非常にもったいないです。
なぜなら楽天市場で獲得できるポイントが減ってしまうからです。
まず、楽天市場を利用した際に獲得できるポイント以下の2つに分かれます。
①楽天市場でのお買い物金額に応じたポイント
②楽天カードの利用額に応じたポイント
楽天市場での支払いに楽天ポイントを使用すると、②の「楽天カード利用額に応じたポイント」が使用ポイント分獲得できなくなってしまいます。
例えば、商品の価格が1,000円で楽天カード利用ポイント倍率が1%とすると、
1,000円の支払いで10ポイントを獲得することができます。
1,000円×1%=10ポイント獲得
しかし、この1,000円の商品を全額ポイントで購入した場合、楽天カード利用額に応じた10ポイントを獲得し損ねることになります。
基本的に楽天市場で楽天ポイントは使用せず、他で使うことをおすすめします。
次の項目で具体的な使い方を解説します。
楽天ポイントのおすすめな使い方6選
楽天ポイントには様々な使い方があります。
世の中には数多くのポイントがありますが、楽天ポイントはその中でも使いやすさがトップクラスだと思います。
記事の中でも解説しましたが、楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」があり、それぞれ使えるサービスの範囲が異なります。
そのため、ここではそれぞれのおすすめな使い方を解説します。
通常ポイントのおすすめな使い方3選
通常ポイントは楽天サービス全般で使用することができます。
その中でも通常ポイントしか使用できないおすすめの使い方を解説します。
その①楽天カードの支払いに充てる
楽天カードの請求金額は通常ポイントで支払うことができます。
例えば、
楽天カードが支払金額が10,000円でそのうち2,000円分をポイントで支払うと、
銀行口座の引き落とし額は8,000円になります。
さらに、楽天カードは支払金額に1%のポイントがもらえますが、ポイントで支払った場合も元の金額に1%分のポイントがつきます。
そのため、支払金額10,000円でそのまま銀行口座から引き落とされる場合も、2,000円分ポイント支払いをした場合ももらえるポイントは、同じく100ポイントになります。
その②楽天証券で投資信託を購入する
通常ポイントは楽天証券で投資信託の購入などに使うことができます。
ポイントで投資できると投資を気軽に始めやすく、値上がりの可能性もあるというメリットがあります。
しかし、楽天カードで投資信託を購入した場合は1%のポイントがつきますが、ポイントで投資信託を購入した場合、ポイントはつきません。
そのため、通常ポイントは楽天カードの支払いに充て、投資信託は楽天カードで購入したほうがお得に利用できます。
その③楽天Edyにチャージする
通常ポイントは、電子マネーの「楽天Edy」にチャージすることができます。
楽天Edyにチャージすることでコンビニ・スーパー・ドラッグストアなど様々な場所での支払いに利用することができます。
ただ、楽天Edyは支払い時のポイント還元率が0.5%のため、よりお得に通常ポイントを利用したい場合は楽天カードの支払いに使うのがおすすめです。
このほかにも様々な使い方がありますが、通常ポイントでしか利用できないサービスを利用する方がお得に使うことができます。
特に、①で解説した「楽天カードの支払いに使う」のが圧倒的におすすめです。
期間限定ポイントのおすすめな使い方3選
期間限定ポイントは使えるサービスが限られる分、通常ポイントよりもポイントが貯まりやすいです。
また、有効期限があるためポイントが失効しないように注意が必要です。
その①楽天Payで日頃の支払いに充てる
楽天PayはQR・バーコード決済のアプリで、コンビニ・ドラッグストア・飲食店など日常的な支払いで利用することができます。
期間限定ポイントはこの楽天Payで1ポイント=1円で使うことができ、さらに支払金額に1%のポイント還元があります。
期間限定ポイントは有効期限内に使うことが必要なため、上記の様な日常的な支払いに利用できれば非常に便利です。
また、ポイントで支払った場合にも1%のポイント還元があるのは非常にお得です。
その②楽天モバイルの通信費を支払う
楽天モバイルを利用している方は、毎月の通信費を期間限定ポイントで支払うことができます。
固定費の1つである「通信費」をポイントで支払えるのは家計も助かりますし、毎月支払いが必要になるため、有効期限のある期間限定ポイントを有効利用できる手段の1つと言えます。
楽天モバイルにはこれ以外にも様々なメリットがあります。
詳しくは別の記事で解説しています。
楽天モバイルはこちらのリンクから👇
その③楽天ふるさと納税で使う
「楽天ふるさと納税」では楽天ポイントを使って寄附金額に充てることができます。
これは通常ポイントも期間限定ポイントも両方利用可能ため、期間限定ポイントの利用手段の1つです。
ふるさと納税の寄附金額を楽天ポイントで支払うことで、負担額を減らすことができます。
また、寄附金のうちポイントを使った分も寄附金控除の対象となるため、支払いの負担を減らしつつ控除も受けることができます。
さらに、ふるさと納税で利用すると多くの期間限定ポイントを消費できるため、有効期限で困っている方はよりおすすめです。
このほかにもガソリンスタンドでの給油や「楽券」という商品券に変えるなどの使い方があります。
繰り返しになりますが、期間限定ポイントは有効期限があるため、期限が切れる前に計画的に使うことをおすすめします。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
楽天ポイントのおすすめな使い方について解説しました。
楽天ポイントは獲得しやすく使いやすい便利なポイントです。
通常ポイントと期間限定ポイントをそれぞれお得に利用することで、今までより少し生活が楽になると思います。