つみたてNISA

【FP解説】SBI証券のクレカ積立とは?おすすめカード・楽天証券との比較も!

 

こんにちは、FPブロガーのムツヲです。

 

資産運用をされている方で「SBI証券」を利用されている方も多いのではないでしょうか。

よく比較される楽天証券は投資信託を楽天カードで購入するとポイントがもらえるため、その点では楽天証券が有利でした。

ただ、2021年8月1日購入分からSBI証券でも対象の三井住友カードでクレジットカード積立が可能になりました。

この記事ではそんなSBI証券のクレカ積立について解説します。

✓本記事の内容

・SBI証券のクレカ積立とは
・おすすめのクレジットカード
・楽天証券との比較

SBI証券のクレカ積立とは


2021年6月30日に開始した、SBI証券のクレカ積立。

ここでは、その概要と利用するメリットについて解説します。

SBI証券のクレカ積立の概要

SBI証券のクレカ積立とは、「三井住友カードが発行する所定のクレジットカードで投資信託を購入できる制度」です。

クレカで積立可能な額は毎月100円~5万円の間で自由に決めることができます。

この設定は毎月10日に締め切り、翌月の1日に買い付けされます。

そのため、8月10日までに設定すると9月1日に買い付けが行われ、その後自動的に毎月買い付けが行われていきます。

もちろん、積立金額や銘柄の変更は可能ですが、その月の10日を過ぎてから変更しても翌々月の買い付けから変更になるので注意が必要です。

クレジットカード決済のため、決済額に応じてVポイントが付与されます。(Vポイント以外のポイントがたまるカードは対象外ですのでご注意ください。)

SBI証券クレカ積立のメリット3つ

①投資信託の購入額に応じてポイント貯まる

通常、投資信託は証券口座に入金をしてから購入しますが、クレジットカード決済で購入できるため、購入額に応じてポイントが貯まります。

ただし、上限金額があり「毎月5万円」までクレジットカード決済が可能です。

また、獲得できるポイントは三井住友カードの「Vポイント」というポイントになります。

②100円から購入可能

クレジットカード決済だから大きな金額からしかできないのかと思いきや、SBI証券のクレカ積立では100円から購入可能です。

この点、まだ投資を始めていない方でも無理なく手軽に始めることができます。

③積立NISAに対応

さらに嬉しいのが、積立NISAに対応している点です。

積立NISAは毎月の限度額が約3.3万円のため、クレカ積立の5万円という限度額に収まります。

また、積立NISAの制度を利用して初心者の方でもコツコツ資産運用ができます。

積立NISAの制度やおすすめ銘柄については以下の記事をご覧ください。

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2021年12月10日までにクレカ積立を設定した方には、ポイント付与率アップで投資信託購入分の最大3%が還元されます。

クレカ積立について詳しくはSBI証券の公式サイトをご覧ください。
https://go.sbisec.co.jp/lp/sbixsmbc_210518.html

おすすめのクレジットカード


SBI証券のクレカ積立では利用するクレジットカードによって獲得できるポイントが異なります。

ここではクレカ積立におすすめしたいクレジットカードについて解説します。

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL=ナンバーレス)はSBI証券のクレカ積立を利用するうえで最もおすすめするカードです。

こちらのカードは年会費が永年無料で利用することができます。

そのため年会費無料でクレカ積立を利用したい方はこのカード一択です。

クレカ積立の還元率は0.5%で即時発行が可能です。

ちなみに私はこの三井住友カード(NL)でSBI証券のクレカ積立を利用しています。

三井住友カード ゴールド(NL)

三井住友カード ゴールド(NL=ナンバーレス)はより高い還元率や利用可能枠を求める方におすすめのカードです。

こちらのカードは年会費5500円(年間100万円以上利用で翌年以降の年会費が永年無料)で利用することができます。

年会費に条件がある分、クレカ積立の還元率は三井住友カード(NL)の2倍の1%になっています。

楽天証券との比較


楽天証券のクレジットカード決済は既に資産運用をされている方はご存じかもしれません。

ここでは、SBI証券と楽天証券のそれぞれのクレカ積立の比較を行います。

SBI証券と楽天証券のクレカ積立の違い

SBI証券と楽天証券のクレカ積立の違いを以下の表にまとめました。

SBI証券楽天証券
ポイント付与率0.5~21
毎月の積立額100円~5万円100円~5万円
獲得ポイントVポイント楽天ポイント
つみたてNISA対象対象

この表からもわかるように両者の違いはポイントの付与率と獲得ポイントです。

SBI証券はクレジットカードのランクによって0.5~2%の間で変わりますが、楽天証券はすべての楽天カードで1%です。

獲得できるポイントがVポイントか楽天ポイントかというのも大きな違いになります。

どちらがおすすめ?

以上の違いを考慮したうえでどちらがおすすめかについて解説します。

ちなみに私はどちらのクレカ積立も利用しています。

そのため正直、できるならSBI証券と楽天証券のどちらも5万円ずつクレカ積立の利用をおすすめしたいのが本音です。

ただ、片方しか選べないのだとしたら「楽天証券」がおすすめです。

理由は2点です。

①ポイント還元率が1%

楽天証券のクレカ積立はどのランクの楽天カードを使用しても一律で購入額の1%が還元されます。

SBI証券のクレカ積立は使用する三井住友カードのランクによって0.5%~2%まで還元率に差があり、楽天証券よりも条件の良い2%還元を受けるには年会費の高いプラチナカードに入会する必要があります。

そのため、年会費無料の楽天カードで1%の還元を受けられる楽天証券のクレカ積立がよりおすすめです。

②楽天ポイント1P=1円として様々な用途に使うことができる

獲得ポイントは両者とも引き落とし残高から差し引くことができるため、個人的にはその使い方がおすすめです。

ただ、それ以外の使い方をする場合、現時点でよりポイントの使い道が豊富なのは楽天ポイントだと思います。

楽天ポイントは1ポイント=1円として日常的な支払いや投資信託の購入など様々な用途で使用可能です。

楽天ポイントの詳しい使い道についてはこちらの記事で解説しています。

その点、三井住友カードのVポイントは使い方が限られており、ポイントの使いやすさの点で楽天証券のクレカ積立がおすすめです。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

SBI証券のクレカ積立を紹介する記事なのに楽天証券をおすすめする結果になってしまいました。

ただ、あくまでどちらか選ぶなら楽天証券のクレカ積立かなというところです。

どちらも非常に素晴らしいサービスなので、資金に余裕のある方は是非どちらも利用してみてください。

記事内で紹介した証券会社のお申し込みは以下のリンクから

ABOUT ME
ムツヲ
■20代前半会社員 ■AFP(日本FP協会認定会員)  2級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務) ■2021年3月から~「賢く生きる」お金の知識~をテーマに資産形成にまつわる内容をブログやSNSで発信 ■主に資産運用・節約・節税・保険などの記事を更新
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