今回はこんな人のための記事です。
毎月1万円は年間で12万円の配当金になり、新たな収入源ができるようになります。
配当金で毎月1万円の不労所得を得られるのは魅力的ですよね。
今回の記事では月1万円の配当金に必要な資産運用額について解説します。
筆者は
投資歴2年半
なので参考にしていただけるかと思います!
・配当金の3つの魅力
・月1万円の配当金をもらう方法
・配当金を月2万、3万と増やしていくには
是非最後までお読みください!
配当金の3つの魅力
配当金というと
いずれは配当金で生活したい!
なんて一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
この記事を読んでいるあなたも「配当金」に何かしらの魅力を感じているかと思います。
私が考える配当金の魅力は以下の3つです。
①キャッシュフローが安定する
②株価の上下に気をとられない
③資産運用を実感できる
①キャッシュフローが安定する
配当金はキャッシュフロー(現金の流れ)に安定感を出してくれます。
配当額の上下はあるものの、半年に1回や3ヶ月に1回など定期的にお金がもらえるため、手元の資金に余裕が出ます。
②株価の上下に気をとられない
配当金狙いの場合、短期的な株価の上下に気を取られずに運用をすることができます。
高配当株投資の場合、重要なのは1株あたり何円の配当金がもらえるかです。(=配当利回り)
例えば
1株あたりの配当金が一定額もらえれば
高配当株投資としてはOK
ということになります。
そのため比較的落ち着いて資産運用をすることができます。
③資産運用を実感できる
配当金は「資産運用してる」という実感を得やすく、モチベーションを維持しやすいです。
インデックス投資で、配当金が自動的に再投資される投資信託を持っていると、含み益は増えるけれど生活はあまり変化しないというジレンマがあります。
その点、配当金を受け取ると
光熱費が払えるようになった
食費が払えるようになった
など日々の生活が良くなっていくことを実感することができます。
月1万円の配当金をもらう方法
高配当株投資を始めるうえでまず目指すのは「月1万円の配当金」ですよね。
ここでは、毎月1万円の配当金を受け取るには
どんな銘柄に投資すればいいのか
という2点について解説します。
月1万円に必要な資産運用額
月1万円の配当金に必要な運用資金を求めるには、
「配当利回り」
の2点が重要になります。
配当利回りとは
配当利回りとは株価に対していくら配当金がもらえるかということです。
株価100円で1株あたり1円の配当金がもらえる場合、
配当利回りは、1÷100=0.01=1%となります。
この例だと運用額100円で年間1円の配当金を受け取ることになります。
この企業の株で月1万円=年間12万円の配当金を受け取るには、
12万×100=1200万円を持っている必要があります。
つまり、配当利回り1%だと目標である年間12万円の100倍の運用資金が必要になります。
以下の表のように、配当利回りが高くなるとその分必要な運用資金が減っていきます。
配当利回り | 1% | 2% | 3% | 4% | 5% |
運用額 | 1200万 | 600万 | 400万 | 300万 | 240万 |
月1万円、年間12万円の配当金を受け取るには大きな金額が必要なことがわかります。
・配当利回りの高さはリスクの裏返しということもありますので、高配当というだけで投資するのは危険です。
・世の中には高配当をうたって高い手数料をとったり、投資元本を削って配当金を支払うなどいわゆるぼったくり商品が多いので注意が必要です。
おすすめは高配当ETF
では、月1万円の配当金を受け取るためには何に投資すればよいのか。
結論から申し上げますと、私は米国の高配当ETFをおすすめします。
米国高配当ETFがおすすめな理由は以下の3つです。
その①純資産額の大きさ
その②少額から投資できる
その③運用コストの小ささ
つまり世界中の人が投資していて、誰でも買うことができて、手数料が極安の商品ということです。
詳しくは以下の記事を読んでいただけると、私がおすすめする理由をお分かりいただけると思います。
証券会社はSBI証券と楽天証券がおすすめです。
配当金を月2万、3万と増やしていくには
ここでは、配当金を増やしていくにはどうすればいいのかについて解説します。
配当金を増やす方法3つ
①高配当株の保有数を増やす
資金に余裕のある方は運用資金を増やすことで受け取る配当金を増やすことができます。
特に、暴落局面(リーマンショックやコロナショック)など高配当株やETFの株価が下がったときに追加で購入すると、高利回りの状態で買うことができるのでおすすめです。
②受け取った配当金を再投資する
配当金は日々の生活にゆとりをもたらしてくれるものでもありますが、受け取った配当金を再投資することで将来的な配当金を増やすことができます。
例えば、月1万円、年間12万円の配当金を再投資すると来年は+12万円分の配当金を受け取ることができます。
それが、2年後3年後となっていくとどんどん受け取れる配当金が増えていきます。
③連続して増配している企業の株式を持つ
連続増配企業の株を持っておくことも配当金を増やす方法の1つです。
連続増配しているということは業績も順調な企業が多く、増配だけでなく値上がり益も期待することができます。
ただし、現状高配当ではない企業が多いため長期的に配当金を増やしていきたい方向けの方法とも言えます。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
配当金には様々な魅力がありますが、月1万円の配当金を受け取るにも大きな運用資金が必要になります。
また、配当金は急激に増えることはありませんから、長期的にコツコツ増やしていく方に向いているとも言えます。
証券会社はSBI証券と楽天証券がおすすめです。