こんな人のための記事です。
この記事では
投資歴2年半
の私ムツヲが新NISAで高配当投資を行うメリットについて解説します。
・新NISA制度について振り返り
・新NISA制度で高配当投資を行う3つのメリット
・日本株と米国株どちらが良い?
新NISA制度について振り返り
2024年からの新NISA制度は
非課税期間の恒久化
など嬉しい変更点が盛りだくさんです。
ここでは、新NISAの変更点の中で「高配当投資をする」という観点から解説します。
非課税で最大1800万円投資できる
新NISAの変更点の1つは非課税投資枠が最大1800万円になったところです。
これまでのNISA制度では
つみたてNISAで最大800万円
のためかなり大きな変更になります。
非課税投資枠が復活する
新NISAでは一度使用した非課税投資枠の銘柄を売却すると枠が再利用可能になります。
これまでのNISA制度では
そのため一度売却すると枠がなくなってしまいます
非課税期間が恒久化
非課税で運用できる期間が無期限になったのも大きな変更点です。
これまでのNISA制度では
つみたてNISAが20年間
が非課税期間の限度でした。
新NISA制度で高配当投資を行う3つのメリット
現行のNISA制度では配当金を狙う「高配当投資」より、
値上がり益を狙う「インデックス投資」の方が使いやすい仕組みでした。
特につみたてNISAは
年間40万×20年の総額800万円の非課税枠
非課税投資枠は再利用不可
という特徴があり高配当投資には不向きでした。
しかし上記で解説したような制度変更により、高配当投資のメリットが生まれました。
それは
最大1800万円を運用できる
銘柄の入れ替えが可能
という3つです。
配当金が恒久的に非課税
非課税期間の恒久化により、配当金に対する税金がいつまでも0円になります。
高配当投資は
配当金を受け取り続ける
手法のため非課税期間の恒久化と相性が良いです。
最大1800万円を運用できる
非課税で最大1800万円運用できるようになったのも大きなメリットです。
上記でも解説しましたが、高配当投資は
元本の数%の配当金を受け取る
手法のため、投資元本が大きくなるほど多くの配当金を受け取ることができます。
仮に年間5%の配当金を受け取るとすると、
最大1800万円×0.05=90万円
の配当金を非課税で受け取ることができます。
銘柄の入れ替えが可能
新NISAで高配当投資をする最大のメリットは銘柄の入れ替えが可能になった点です。
例えば
年間配当が5万円になります
その銘柄が200万円に値上がりすると
配当利回りは5万円÷200万円=0.25%になります
ここで現行のNISAでは投資枠が再利用できないため、
売却して配当利回りが高い他の銘柄を買い直すことはできません。
しかし、
新NISAでは投資枠が復活するため、好きなタイミングでより配当利回りが高い銘柄に買い替えることができます。
日本株と米国株どちらが良い?
高配当投資をするとなると王道なのが
米国株
2つです。
ここでは新NISAで運用するならどちらが良いか私の考えを紹介します。
おすすめは米国株式
まず、新NISAで高配当投資をするなら「米国株式」がおすすめです。
理由は
株価の成長にも期待できる
という2点です。
優良な高配当ETFがある
米国株には
運用コストが小さく
小額から購入可能
という非常に優秀なETF(上場投資信託)があります。
ETFは銘柄選定や入替の必要がなく、初心者の方でも手軽に運用ができます。
日本には米国ような優良な高配当ETFがあまりないため、銘柄選定や定期的なリバランスが必要になってしまいます。
おすすめの銘柄についてはこちらの記事で解説しています。
株価の成長にも期待できる
米国株はこれまで長期的に右肩上がりの成長を続けてきました。
さらに
これからも人口が増え続け
法制度や株主還元の文化がととのっている
米国株はさらなる成長が予想されています。
よって、配当金によるインカムゲインだけでなく、株価の上昇によるキャピタルゲインにも期待できます。
日本株はダメなの?
日本株ももちろん選択肢に入ります。
ただ、日本株には
銘柄選定の必要がある
株価の上昇に強い期待ができない
という理由で万人におすすめはできません。
自分でポートフォリオを考え、定期的なリバランスができる方なら日本株もおすすめです。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
新NISA制度変更による高配当投資のメリットは
最大1800万円を運用できる
銘柄の入れ替えが可能
という3つです。
新NISAは2024年1月からはじまりますが、今から準備を始めておいた方がスムーズに利用することができます。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!!