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【FP解説】iDeCoのおすすめ商品4選、選ぶ際のポイント4つ!

 

こんにちは、FPブロガーのムツヲです。

 

老後資金対策の代表「iDeCo」

皆さんもお得な制度だということは知っているかと思います。

iDeCoを始めようとすると、

「どんな商品を選べばいいんだろう」

「失敗しない自分に合った商品を選ぶにはどうすればいい」

と疑問に感じている方もいらっしゃると思います。

この記事では、iDeCoの商品選びのポイントとおすすめ商品について解説します。

✓本記事の内容

・おすすめ商品の選び方ポイント4つ
・iDeCoのおすすめ商品4選

iDeCoのおすすめ商品


まず、iDeCoで選べる商品には「投資信託」、「保険」、「定期預金」などがあります。

iDeCoの魅力は控除が使える・運用益が非課税になることであり、これらを活かせる商品選びが重要になります。

↓iDeCoの概要や特徴についてはこちらの記事で解説しています。

「定期預金」や「保険」元本が保障されている場合が多いですが、金利が低い現在の環境下では大きなリターンは期待できません。

「投資信託」は元本は保証されませんが、運用成績によっては大きなリターンを得ることができます。

↓投資信託についてはこちらの記事で解説しています。

よってiDeCoの魅力を活かせる商品を選ぶ場合、「投資信託」がメインの投資先になります。

次に投資信託を選ぶ際のポイントについて解説します。

投資信託を選ぶポイント4つ

その①幅広く分散されている

iDeCoは途中で解約できないという特徴があるため、少ない投資対象への集中投資はリスクが高いです。

幅広く分散された商品を選ぶことでリスクを少なくすることができます。

その②手数料が低い

投資信託の売買・保有には「販売手数料」や「信託報酬」といった手数料が発生します。

投資の鉄則は手数料をできる限り低く抑えることですので、手数料の低い商品を選ぶことがポイントの1つです。

iDeCoは数十年といった長期的に保有するものなので、手数料を軽視するのは危険です。

なるべく手数料の低いファンドを選ぶことが将来的なリターンの大きさにつながります。

↓投資信託の手数料についてはこちらの記事で解説しています。

その③純資産額が大きい

純資産額とは「その投資信託にどれくらいのお金が集まっているか」を示す数字です。

純資産額の大きさはファンドの信頼や実績をある程度反映するため、重要なポイントの1つと言えます。

純資産額が大きいファンドほど信託報酬は低くなる傾向にあります。

投資信託の純資産額が低いままだと途中で運用を終了してしまう「償還」が行われるリスクがあるため、この観点からも純資産額が大きいファンドを選ぶべきと言えます。

その④長期的に右肩上がりのファンドを選ぶ

投資信託には「何十年もの間堅調に伸びてきているもの」もあれば、「短期的にものすごいスピードで伸びているもの」もあります。

ここ2.3年で目覚ましい成長をしているファンドに投資したくなる気持ちもわかりますが、そういった状況がこの先も続くとは限りません。

iDeCoは60歳以降まで引き出せないことを考慮すると、伸びはゆるやかでも長期的に右肩上がりのファンドを選ぶことが賢明です。

おすすめ商品4選


上で解説した4つのポイントを満たすおすすめファンドを4つ紹介します。

その①ニッセイ外国株式インデックファンド

このファンドは日本を除く主要先進国(アメリカ、イギリス、フランス、カナダなど)の株式の指数に連動するインデックファンドです。

主要先進国の株式に分散して投資されており、信託報酬の低さ、純資産額の大きさ、長期チャートも右肩上がりになっています。

↓特徴はこちらになります。

項目特徴
分散
信託報酬0.1023%
純資産額3623億円(2021/11/25時点)
チャートニッセイ外国株式インデックスファンド

その②eMAXIS Slimオールカントリー

このファンドは日本を含む先進国(アメリカ、日本、イギリスなど)と新興国(中国など)の株式の指数に連動するインデックファンドです。

全世界の株式に分散して投資されており、信託報酬の低さ、純資産額の大きさ、長期チャートも右肩上がりになっています。

↓特徴はこちらになります。

項目特徴
分散
信託報酬0.1144%
純資産額3535億円(2021/11/25時点)
チャートeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

その③eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

このファンドは「S&P500」というアメリカの代表的な500社(アップル、アマゾン、グーグルなど)の指数に連動するインデックファンドです。

アメリカのみに投資するため国際分散という観点では少し弱いですが、世界経済をけん引するアメリカの代表的な500社に分散されています。
信託報酬の低さや純資産額の大きさはトップクラスであり、長期チャートも右肩上がりになっています。

↓特徴はこちらになります。

項目特徴
分散
信託報酬0.0968%
純資産額8321億円(2021/11/25時点)
チャートeMAXIS Slim米国株式(S&P500)

その④eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

このファンドは国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リート、先進国リート12.5%ずつ投資するファンドです。

全世界の株式だけでなく債権や不動産へも投資するため、株式のみのファンドなどと比べてもより幅広く分散がされています。
ただ株式のみのファンドに比べ、信託報酬は少し高めで、長期チャートもゆるやかな右肩上がりになっています。

そのためよりリスクの低い運用を求める方におすすめできるファンドです。

↓特徴はこちらになります。

項目特徴
分散◎◎
信託報酬0.154%
純資産額1243億円(2021/11/25時点)
チャートeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
これまで紹介したファンドはあくまで私のおすすめするファンドなので、最終的には自分が納得して資金を任せることができるファンドを選択してください。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を読んでiDeCoの商品選びのヒントになるとうれしいです。

iDeCoは証券会社のサイトから申し込めます。

思い立ったが吉日です!
是非この機会にidecoを初めて老後資金対策と節税の一石二鳥してみませんか??

ABOUT ME
ムツヲ
■20代前半会社員 ■AFP(日本FP協会認定会員)  2級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務) ■2021年3月から~「賢く生きる」お金の知識~をテーマに資産形成にまつわる内容をブログやSNSで発信 ■主に資産運用・節約・節税・保険などの記事を更新
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